「潮風のむこうには

  平生釟三郎と住吉村の人々

著  者・中森敏博 
企画制作・前田康三

甲南学園・甲南病院の創設、
コープこうべの設立協力。
神戸・住吉を起点に
日本の発展に尽力した
平生釟三郎の生涯を小説化。

出演:菅原ゆうき(兵庫県立ピッコロ劇団)

神戸・住吉に
世界を見据えた偉人がいた

大正〜昭和初期にかけて活躍した平生釟三郎。人道的な視点で経済・教育分野で情熱的に活動。また数々の要職を歴任し、文部大臣として国益にも貢献。知られざる生涯を、読みやすく小説化。

「潮風のむこうには」

  平生釟三郎と住吉村の人々

著  者・中森敏博  企画制作・前田康三
ISBN 978-4-901324-55-7 本体1300円(税別)

全国書店にて好評発売中

[書評]

 甲南学園創立者として知られる平生釟三郎の生涯や業績が、大変読みやすい小説になりました。金銭的に苦労の連続だった青年期、回り道しながらもたゆまぬ努力で困難を打開していったことが、後半の幅広い活躍につながっていきます。
 教育界や経済界での活躍は耳にしますが、軍事国家での政治家としての姿や、賀川豊彦との接点、ブラジル移民待遇改善への尽力などまだまだ知られていないエピソードがひとつひとつ丁寧に描かれています。
 とても乗り越えられそうにない困難な状況に立ち向かい、現状を打破して進む姿は現代の状況にも重なり、希望が感じられる一冊です。多方面での活躍により登場人物がたくさん出てきますが、一覧をもうけるなど随所に工夫もみられます。(神戸市・H)


 富豪たちの住んだ、住吉村の歴史を飾る平生釟三郎の生涯を、岐阜県での出生から、上京し東京商大での学び、平生氏の婿養子となり結婚、県立神戸商業の立て直し、東京海上火災での活躍、甲南学園の設立、賀川豊彦との出会いとコープこうべ創設への尽力、甲南病院の建設、川崎造船の再建と、目まぐるしい活躍の舞台の拡大を、非常に読みやすい文体で動画本的な章ごとに記述。
 単なる記録文書を読むのでは頭に入らない歴史が、スーっと入ってくるようだ。私の出身地である住吉・御影地区の歴史が非常に分かり易く再現された。住吉の、そして神戸市の歴史についてのガイドブックとしては、これが簡潔で良いのかもしれない。住吉村の歴史に詳しい、色が黒く精悍で楽しそうに語る「前田泰弘」なる人物の登場が愉しかった。 (西宮市・K)

©2021 Mirume Shobou.

WordPress.com でサイトを作成
始めてみよう